北海道の浦河にある「べてるの家」という事業所において、当事者研究というものははじまりました。
それは、治療者や支援者がその支援を受ける人のことを、精神医学等の言葉を用いて判定していくのではなく、支援者やその当事者の仲間とともに、自分自身のことを振り返っていくという活動です。
こくりでもその当事者活動の考え方をベースに、自分自身の不器用さやこれまでの人生を振り返るという活動をしていきたいと考えています。
それを「ものがたり」のかたちにまとめ、さまざまな媒体で発信していけたらいいと考えています。
※もちろんこのような活動が苦手な方は、自身のことを語らないで大丈夫です。もしよかったら他の方のものがたりづくりに参加してください。
インタビューについて
この企画をふと思いついた時は、「これはおもろいなー」と我ながらワクワクしました。
こくりの代表は10余年「支援者」という生き方をしてきたので、たくさんの「支援」という職に就いている人に出会ってきました。
まぁ多くの人がけっこう不器用で個性的で、中には大変おもしろく尊敬できる方もおられます。
そんな尊敬できる人が、なぜ「支援者」という生き方を選ぶに至ったのか、どういう支援哲学を持っているのかを知りたいと思いました。
そこで、まずわたしが尊敬できる支援者にインタビューを行い、そこからその人が尊敬できる支援者を紹介頂きインタビューをし、そしてまたその人に次の支援者を…と数珠つなぎできないものかと思いました。
いろいろな人に出会えるし、話を聞けるし、良い勉強になりそうにも思いました。
どこまでうまくいくかは分かりませんが、当事業所の活動の柱の1つとしてぼちぼち動いていけたらと思っています。
よろしくおねがいします。