こんにちは。さっそくですが5/7について、ちゅんさんのしりたいことに沿って書かせていただこうと思います。
・現在5/7働いているかどうか
今私は5/7働いています。
・5/7働くことをこなせているかどうか。そして、どれくらい心身が削られているか。
こなせているのか…わかりませんが、ゆるゆるとやらせていただきつつ毎日頑張っています!心身はどうでしょうか…。そもそも私は週4 勤務くらいが自分の体に合っていると感じているので、特に体力的には週にあと1日休みがあればめちゃちょうどいい!という状態になりそうではあります。内緒ですが…(笑)
・5/7働くために工夫していること
5/7働くために私が工夫していることは、プライベートの時間を大切にすることです。オンオフもなんとなく調整してつけつつ過ごしています。
・5/7というスタンダードな労働ペースに疑問を抱いたことがあるか
5/7というスタンダードな労働ペースに疑問を抱いたことはあります。それぞれの体力、事情など、いろいろあると思うので働き方はもっと自由度高くてもよいのではと感じています。
・自分にフィットする理想の労働ペースや形式はどんなものか
先ほども書きましたが、私の理想の労働ペースは週4勤務だと感じています。週2休みのみでは体が疲れをとりたいと思うと出かける体力や気力がなく何もできない週も出てきてしまいます。また、次の日のことを考えて「仕方ない、今日は早く帰らないと明日から仕事だしな…」と休みの日でも仕事が影響してくることもあります。でも現状どこも基本週5勤務なので受け入れています(笑)
こうして考えてみると、自分にフィットした勤務形態ややりたい仕事、お給料など全て叶えられるところは少ないのかなと感じました。働き方ももっと多様性が認められる社会になれば嬉しいですね。
働き方について考える良い機会になりました。ありがとうございました!
今年も新米、伊賀米です
どうも。「かんりしゃ」です。
久々の投稿です。
なんか、最近の投稿は「ちゅん」全盛時代を迎えている(「かんりしゃ」や他のスタッフ投稿がないともいえる)ので、なんかお邪魔してる感じですが。
今年も伊賀米をとりにいきました。
雨量が少なく、心配もしましたが、無事に1年間分のお米を買わせて頂きました。
うれしー!!
シュラのカフェの方も、今後は伊賀米でいきます。
今までのも、よいお米を使ってましたが、これで本領発揮です。
なんか、適当に記事をあげていきたいなーと思っていますが、なんかなかなかです。
まぁそういう時期なのやろうと思います。
「かんりしゃ」のアップの頻度があがってきたら、それはそれで「そういう時期なんやなー」と思っておいてもらえたら助かります。
よろしくお願いします。
#2「ちゅん」の『自世界拡張プロジェクト』
はじめに
お世話になってます、「ちゅん」です。環境の変化により、「今までの常同的な生活や価値観を尊重しつつも、この機会に自分という世界を拡張してもいいかな」というマインドになったことから始まったこの『自世界拡張プロジェクト』、第2回です。詳しい脈絡は、前回の『第1回』と『ASDと映画』にあるので是非。今回も、頑張って自世界を広げていきますよ〜
アウトプットたち
ⓐ「キキ」からの紹介 映画『マイ・インターン』
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職員「キキ」さんから、ロバート・デ・ニーロ(ベン・ウィテカー役)とアン・ハサウェイ(ジュールズ・オースティン役)が主演のビジネス映画を紹介してもらいました。ジュールズが興したアパレルベンチャー企業に、シルバーインターンとして入社した70歳のベンが、周囲との関わりを大事にしながら、多面的に働いていくストーリーです。
全体的に楽しく観れたと思います。ビジネス映画なのでド派手な演出こそあまりないですが、会話と展開のテンポが良くキャッチーにデザインされているので、幅広い層に刺さるかと思います。それでも、やや説明的すぎるというかご都合主義すぎる部分もありましたが、映画ってもうこういうことなのかもしれないですね。気にしすぎかな。
まず、個人的に興味深かったのは、主人公であるベンがしっかりエリートでスマートな人間であるということです。勝手なこと言って申し訳ないですが、日本の作品って、何でもない主人公がただがむしゃらに頑張っていくみたいなパターンが多い気がするので、この作品の主人公像には少し新鮮さを覚えたのです。そしてそう考えていくと、ちょうどストーリーの真ん中あたりで主人公がベンからジュールズにスイッチしていると言えるのかもしれません。良くも悪くも、より人間的な方に感情移入してしまうというか。まぁ、そもそも移入ベースで物語を観ない人もたくさんいるとは思うんですけどね。
次に、アン・ハサウェイに関して大変素晴らしい俳優だなと感じました。サンフランシスコのCEO候補者と会う前日のホテルでは、夫であるマットの浮気のことも含めた長台詞のシーンがあるのですが、前述のジュールズ自身の強い部分と脆い部分を行ったり来たりするような感情の起伏を、見事に彼女は表現していました。僕は外国の俳優さんを全然知らないので、アン・ハサウェイに対して何の先入観もなかったわけですが、本当にジュールズ・オースティンという人間がそのまま生きているようにさえ感じました。当然のようですが、凄いことです。僕は、僕以外の誰かになれそうにありませんので……。
あと、結局、外部CEOを雇うことはやや否定的に描かれる形に落ち着きましたが、マットの訴えはそれなりに当然な気もしました。浮気はいけませんけどね。「こうなったら愛や正気を保つのは難しいよね」という環境やシステムへの眼差しはいつも持っていたいものです。まあそれも、トップをそのまま挿げ替えるという荒療治に頼らずに、これからはもっと自治的にやっていきますよってことだと思いますが。
ということで、まとめます。全体を通じて「こいつら公私混同がすごいな」と言うツッコミも多く出てきましたが、人と関わりながら生きる/はたらくということは、ある程度はこういうことなのかもなと受け取りました。ここまで極端ではないにしろ……。そして、観終わったあとに内容を色々と振り返っていると、ベンとジュールズが残業中にピザを一緒に食べるシーンが何故か思い起こされ、胸がきゅっとなりました。これ以上はあまり言語化したくないのですが、要はそのシーンに、凝縮された生活/ストーリーを感じたのでしょう。映画を観れば観るほど、こういう思い出のピースが貰えるとするなら、それは素敵なことかもしれませんね。
そうそうラストシーン、意外で豊かな終わり方でした。気になったら、是非観てみてくださいね。
ⓑ「ちくわ」との共同プロジェクト 料理『ホットケーキ作り』
このアウトプットに関しては他のものと少し性質が違う特別枠です。今のところ、職員さんたちにおすすめのエンタメ作品を教えてもらう形式で自拡をスタートしていますが、段々それもエンタメ作品に留まらない形になるでしょうし、もっと自由かつ柔軟に自拡のインプットを得ることも重要そうだなと考えた結果、職員「ちくわ」さんと一緒に、型に囚われない自拡をちょびちょび行っていくことになりました。
ということで、初回は『ホットケーキ作り』。元々、料理や自炊自体はややする方なんですが、お菓子作りに関しては自世界の外にあったという感じです。初回ということもあり、そんなにしっちゃかめっちゃかな結果にはならなさそうなインプットを設定したつもりですが、一体どんなホットケーキが完成するのでしょうか……!
まず、参照したのは森永製菓のWebページに載っているホットケーキレシピでした。見たところ、材料や手順もシンプルで、難易度も⭐1つと初心者の僕にはピッタリ。そもそもお菓子作りに限らず、緻密にレシピ通り料理をするということもあんまり行わないので、その点に於いても自拡です。
結果から言ってしまうと、ごくごく順調に、優しい甘さのホットケーキが完成しました!

焼き目のバランスや成形面に於いてはなかなか完璧にはいかず、半分に切っていることも手伝ってピカタみたいな見た目になっていますが、味は美味しいホットケーキでしたよ。バタバタしながら写真を撮ったので、ピロっとはみ出てる部分もありますが、愛嬌というやつです。
ナチュラルな甘さと風味で、「ちくわ」さん含め他の職員さんも美味しく食べてくれたようです。もっとジャンキーに食べるとしたら、バターやメープルシロップですね。多分、そういうのをトッピングすることを見越しての控えめな甘さなのでしょう。 生地の時点ではかなり少ない印象で、これが膨らむのかどうか不安でしたが、無事に写真の分量×3枚できました。材料も少なく安めなので、今後よい生活の助けになるかもしれません。
最後に少し。詳しく言うとすんばらしく長くなってしまうので端的に表現しますが、こういう自閉的な特性を持っていると、新しいものを登録する苦痛と開拓するメリットが強くせめぎ合う場面が非常に多いんです。「これ、開拓できたら今後の生活が楽になるだろうなぁ」と分かっていても、登録するコストが高すぎてどんどん先送りになっていくみたいな。ですから、こういう機会はありがたいです。また、「ちくわ」さんとあと数回ほど細々と行なっていこうと思います〜
ⓒ「3時のカフェイン」からの紹介 テレビ中継『第107回全国高等学校野球選手権大会 2回戦 尽誠学園(香川) 対 東大阪大柏原(大阪)』
職員「3時のカフェイン」さんから、いわゆる甲子園中継をオススメしていただきました。日本を代表する夏の風物詩としては最早言うまでもありませんが、本格的にしっかり観るのは初めてのことです。また、『ASDとサッカー』でも少し触れた通り、個人的に野球(というかスポーツ)に対してはやや厄介な一家言があり、その辺りを改めて自分はどう感じるんだろうと思いながら、中継に収まっていた部分のフルタイムを実際に観戦してみました。
様々なことを感じ考えたとも言えるし、案外スムーズにナチュラルに楽しく観た気もするしで複雑なのですが、とりあえずアウトプットしてみようと思います。
まず、野球というスポーツに対しての個人的な所感が、試合が進むにつれて何となく固まっていきました。全てのスポーツの中でも、僕は野球に対してはまだやや面白く感じることができそうなのですが、如何せん根幹のルールみたいなものにはそんなに馴染まないところがあります。しかし、それはただ単純にそういうデザインがなされたスポーツであるだけで、このこと自体に引っかかっているわけではありません。僕にとって気になるのは、これだけ渋面白系(=ひと目ではルールが伝わりにくい)のスポーツなのに、なぜこんなにも日本では圧倒的な第一スポーツとして崇拝されているのだろうということです。歴史なんかを紐解けば、おそらく日本と野球は様々な脈絡を含んだ蜜月の関係にあり、それ自体が風土というものの面白さなんでしょうけど、僕はやっぱり、よく分からないままに人間や社会が何かにぐっと集中しているさまには少し不思議な気分になるのです……(これはサッカーやその他のことにしたって同様なのですが)。
それに加え、日本における野球には、スポーツ以外の部分がかなり代入されているように見受けられます。泥水的な努力至上主義、強烈な上下関係、そもそもの部活的精神など、かなり極端に言えば人間を統一することによって強化しようといった軍隊性が根強いんですよね。甲子園みたいなものはその極致のように感じてしまいます。先の報道にもあるように……。
もっと淡々とスポーツ自体の割合が高ければ、スムーズに楽しく観れそうな気もするのですが、どうしてもそういったことに対する疑念が先立ち、あまり野球というものの面白さが自分の中にインストールされにくいんだろうなと考えました。
という感じで、ネガティブ気味なアウトプットになってしまってはいるのですが、グッときたシーンもありました。
試合の途中、東大阪大柏原は主将であったキャッチャーが負傷で交代を余儀なくされ、そこからはベンチの選手が務めることになりました。素人目で恐縮ですが、そのバッテリー変更が試合に馴染むまでのやや不安定な間に3失点を許してしまい、結果的にそれが試合の勝敗を決定付けるイニングになったように見受けられました。
そして、絶対的な支柱である主将が抜けたあとも、代わりに入った選手は身振り手振りも交えた笑顔でプレーを続けており、それがとても印象に残りました。ただそれはとても複雑な笑顔のように見えて、主将の穴を何とか埋めるための強がりのような、本来なかなか出場機会が得られない場面でプレーすることが叶った喜びのような……。
その選手のみならず、本当に本当に色んなことがあって本当に本当に色んなことを考えた先でようやく辿り着いた場所なんだと思います。それでも、これだけ儚く散ってしまい、あっという間にサイレンの音にかき消されて、去っていく。そんな人間ひとりひとりのドラマを、ほとんど関係のない観衆が、手放しでおもしろ感動エンタメとして位置付けて消費していいんでしょうか。最終的には、やっぱりそういう少し歪な印象を受け取ってしまいました……。プロの試合ならいいんですけどね。
他にも色々思い考えた気はしますが、これ以上はちょっと話が大きくなりそうなのでこれくらいに……。偏った意見だとは思いますが、こういう風に感じる人もいるということをここに記録しておきます。
おわりに
というわけで、第2回でございました。前回と『ASDと映画』も合わせて、新しいもののインプットを続けていますが、結局自分という軸からは全然離れられないアウトプットに帰結しちゃってるな〜とは感じています。一時的且つ小さなことだとしてもなかなか自分を裏切れない特性というか……。それも、ごく当然で大事なことのような気もするので、そこまで悩んでるわけでもないんですが、何にせよ”自閉”って奥が深いな〜と思いながら街の風に吹かれている日々です。自拡が続いて少し疲労気味ですが、ぼちぼちでやっていこうと思います。また、興味を持ってくれたらとても嬉しいです。それでは。

