こくりはみんな共にあります 2022.09編

どうも。「かんりしゃ」です。
いやー、少しずつ秋ですね。うれしいです。

9月も、こくりはさまざまな人と関わらせて頂きました。
ありがとうございます。

9月17日(土)に、藤井寺イオンさまで、「第2回こくりの大発表会」を開催しました。
詳しいことは前の日記にも書いてますが、大成功のうちに終わることができました。
本当に来てくださった方々のおかげです。

そして、参加したスタッフの方々、おつかれさまでした。
ひとりひとりが、与えられた役割の中で、一所懸命やれたと思います。
今回参加しなかったスタッフのみんなも、その人たちも含めた日々の重なりの中で、17日があったと思います。
つまり、みんなお疲れさま。
今はスタッフじゃなくなった人も、ひそかにお疲れさま。

そして、9月30日(金)は、「まんまみぃや」さんで、打ち上げをしてきました。
おいしいごはんとデザートをありがとうございました。
貸し切りにして頂き、おかげさまで楽しく過ごせました。


四天王寺大学さんのポタジェでやっている玉ねぎです。
少し発育がゆっくりそうで、心配です。。。がんばって育てていくぞ!
そんなポタジェの中心メンバーの学生さんですが、こくりでアルバイトをすることになりました。
カレー屋さんを一緒にやってもらいます。楽しみだねー。

また、大学とはポタジェだけでなく、いろいろなかかわりがうまれてきています。
いろんなお仕事をもらえるようになりました。
はー、ありがたい。また随時お知らせをします。


そして、カレー屋さんは、9月は最高杯数の売上になりました。
順調順調。
「かんりしゃ」も、チェックも含めてお金を払って食べていますが、相変わらずうまいです。
相変わらず、というより、進化してますね。やるやん。



この土曜日に、書かなければならないこの日記を書いています。
けど、土曜日はつかれてて、何か集中できないんですよね。
もっと日常的に、気持ちをこめて日記を書いていけたらと思うのですが。がんばります。

そういえば、はじめた頃は月に10個の記事をノルマにしてたなー。

ガーベラの「ハーブティーイベント」ができるまで


どうも。「かんりしゃ」です。
こくりでは、屋上にプランターを置き、ちょっとした農園にしています。
そこで「ガーベラ」と実習生の「ぽにーてーる」が、「レモンバウム」というハーブを育て、ハーブティーをのむイベントをしてもらうことにしました。
春先からはじめ、9月21日(水)にイベント当日です!!
昨日は10名のお客様がカレーを食べ、ハーブティーとお菓子を食べて頂きました。
そのイベントについての「ガーベラ」と「ぽにーてーる」の感想です。
よろしくお願いします。


↓↓↓


「ガーベラ」です。
今日はこくりで育てたハーブを使ってイベントをしました。
ハーブティーと、ハーブを入れたウェルシュケーキというお菓子を出しました。
ハーブを育てるのは、枯れないか、大きくなるか不安だった。でも、大きく育ってくれた。大きく育ったハーブを見た時は、嬉しかったです。
最初は、難しくなくて、自分にも出来たのでやって良かったです。
ケーキ作りは、難しくなかったので、やって楽しかったです。
今日のイベントは、成功したと、言えるのか少し気になっています。
何かをやった時、成功したと言えるかどうかをずっと考えてしまい心配になるのは、自分の悪い癖が出ているのもしれないです。
次にやるときは、今回よりは、たくさんのお客さんに来てもらえる、イベントにしたいと思いました。


ガーベラさんと一緒にハーブのイベントをしたぽにーてーるです。
ハーブを育てるときは、最初あまり大きくならずにハラハラしましたが、見る間に大きくなって嬉しく思いました。ハーブティーもウェルシュケーキもガーベラさんと試作を重ね、何とか今ある時間で2人が納得できるものが出来たと思います。来ていただいた方々に少しでもおいしいと思っていただけるものが形に出来たのなら嬉しく思います。
ありがとうございました。

↑↑↑



お二人、本当におつかれさまでした。
ハーブティーイベントのおかげもあり、昨日は39食売れました!!!!
うぉー

イベントのお客様は、こちらのバタバタにより、お待たせしてしまいました。
申し訳ありません。
その分、おいしく召し上がって頂けていたらうれしいです。

また、誰かが何か言い出したらイベントをします。
よろしくお願いします。

ちゅんのMyseroof Album制作進捗日記(7)『リスニング環境の違い / パソコンくん』


Myseroof Albumとは…
Myself(自己)とProof(証明)とAlbum(音楽アルバム)をくっ付けた造語で、オリジナルの音楽アルバムを制作することによって、今まで生きてきた自分とその人生の存在を証明しようという計画のこと。



第7回です。このブログの記事はどうやら、◯曲目が完成しましたなどの「進捗報告パターン」と、曲を作るという過程の中で生まれる悩みや音楽そのものについて思っていることを書く「雑談パターン」がありそうです。今回は、後者です。


『リスニング環境の違い』
当たり前ですが、曲を聴くときの環境は人それぞれです。スマホから直接聴く人も居れば、イヤホンを使う人も居ますし、ヘッドホンを使う人も居ますし、スピーカーに接続して聴く人も居ます。もっと言えば、街の喧騒の中で聴く人も居ますし、家は家でもエアコンやテレビの音がしている中で聴く人も居ます。もっともっと言えば、イヤホンひとつとってもグレードの違いがありますし、価格帯が同じでも押し出される音域は機種によってかなり異なったりします。そうです。あまりにもそれぞれで、全く指定できないんです。そして、僕が曲を作っているときのリスニング環境は、重低音が強調されるスピーカー若しくはバランス良く全ての音がクリアに聴こえるヘッドホンです。どちらも価格は10000円ちょっとでしたが、まあまあコスパの良いものだと思います。つまり、何を言いたいかと言うと、「曲を作る側は最高の環境で曲を作り、曲を聴く側は最低の環境で曲を聴く(可能性がある)」ということです。これが、なかなか難しい問題なのです。僕が今まで作ってきた曲は家のスピーカーで聴くとそれなりですが、街の喧騒の中でイヤホンで聴くと寒気がします。そもそも、街の喧騒の中で音楽を聴くということ自体に無理があることはさておくとしても、どんな環境でもある程度のレベルで聴こえるようにプロの手によって公共化されている流通曲と比べるとやはりショボショボです。ここら辺のミックス/マスタリングの技術は素人がサクッと踏み入れられる領域ではないので、僕は僕で今やれる事を最大限やるしかないのですが、それでも悔しいし納得できないことも多いというわけです。また、少し観点が変わる話になりますが、作曲者がとてつもない時間と労力、そして人生を賭けて完成させた曲だったとしても、正直リスナーにとってはどうでもよかったりすることもなかなか悔しかったりします。全く響かないことも勿論ざらにありますし、仮に好感触の反応をもらったとしても、「細部までは聴いてくれてないんだろうなぁ」とか「スマホのスピーカーで一回聴いてくれただけなんだろうなぁ」と思うと切なかったりもします。こういう温度差をどう考えるかも、クリエイターの一つの課題のような気がします。


『パソコンくん』
パソコンくんは気難しいです。知らない言葉を使って、知らない動きをします。以前のブログで、僕が立ち向かっているアルバム制作という壁は「創作作業×機械対話作業」であると述べました。いくら才能があったとしても、パソコンくんと仲良くなければ満足いくアウトプットは厳しいというわけです。先日、パソコンくんのポインターが大暴走して、ソフトを初期化しようとしたり見たことない黒い画面を表示したりしました。余りにも意図的な動きだったのでウイルスや遠隔操作を疑いましたが、セキュリティソフトのチェックでは脅威を検出しなかったのでおそらく大丈夫だと思われます(それでも不安ですが)。アルバムを制作するということは、こういう「音楽」と全く関係のないパソコンくんのセキュリティ面などもクリアしていかなければいけないのです。また、バックアップの問題も複雑で、完成した曲自体の保存は何となく分かりますが、ソフト上で作業しているプログラムそのものをこれからも編集できる状態で保存するということが結構ややこしくて、調べみてもスカッとした答えが見つかりません。制作の途中で全部データが飛んでしまったらと思うと……。そもそも、僕が使っている音楽ソフトは大層なアカウント登録の末に、パソコンくんにとあるUSBを挿して使用権利を紐付けないといけないんですが、そういうのもイマイチ理解できてなくて「いいいぃぃ」ってなります。思い返せば、よくこんな大変なものを実際に始めたなぁ……。何にしたって、パソコンくんと友だちになるのはかなり先のことになりそうです。


愚痴でした。とにかく、「どういう曲を作るか考えて、その曲を作っていく」という主題以外の困難が多すぎるんです。ただ、こういう具体的な苦悩は面白そうなので、これからも続いていきそうです。それでは、第8回で。

第2回こくりの大発表会が終わりましたよ

どうも。「かんりしゃ」です。
みなさまの支えもありまして、9/17(土)に、第2回こくりの大発表会が無事終わりました。
いやー、つかれた。大変やった。

けど、本当に開催してよかったと思いました。
20名の人が来てくれるのが目標、と言っていたのですが、なんと「45名」の方が来てくださいました。
本当に、本当にありがとうございます。
おかげさまで、9月分の工賃が、いつもより多く渡せます。何よりです。
どんなに多くても40名だろうと考えていたので、資料を40部しか用意できていませんでした。お渡しできなかった方、申し訳ありません。
ホームページからご連絡いただけたら、何らかのかたちでお渡しします。よろしくお願いします。


「ピーチ姫」の司会、「どんちゃん」「ゼロカロリーのピーちゃん」の発表をはじめ、それぞれの人が与えられた場で、与えられた仕事を一所懸命こなし、全体として本当によい会になったと思います。
大堀先生の講演も大変勉強になりました。

感想を読ませてもらう限り、来てくださった方、それぞれに何かしら心に残ったものがあったのでは、と思っています。

いろいろと思うことはあるのですが、来られていない方にもイメージしてもらいやすいよう、写真をのせて、報告のかわりとさせていただきます。


写真は、前日に「かんりしゃ」と「3時のカフェイン」が、必死こいて準備した後に撮ったものらなので、何か疲労が出ているアングルになっているなと思います笑。
ほんまやったら、もっと丁寧に撮ったらええねんけど、疲れてたんですよ。


来年も、再来年も、この会は続けていきたいと思います。
来年も再来年も、その先もずっと続く会になるには、多くの方にきてもらう必要があります。
そのためには、やっぱり当事者研究が「本物」である必要があると思うんですよね。
目立たない日々のできごとを、大切に丁寧に積み重ねることで「本物」の当事者研究になっていくと思います。

これからのこくりにもご期待ください。

大発表会のこと③

どうも。「かんりしゃ」です。
ついに、今週の土曜日が、大発表会となりました。
その準備のラストスパートです。今週は残業せなあかんし「3時のカフェイン」にも残業をしてもらいます。
残業代は払います。ホワイト施設なので。

大発表会、準備は大変やけど、楽しみになってきました。
こくりの活動が、誰か1人の心に残ってくれたら、それで本当に満足です。
けど、1人に発表するとなると、聞く方も負担やし、会場代も払えないし、ということで、やっぱり多くの人に来て欲しいとなります。
何か、微妙な矛盾を感じるのですが、けど金もうけとしてやっているので、しょうがない部分でもあります。
みなさま、ぜひぜひお待ちしてます。


物販があります。
1つ1つの「モノ」は、一流のものらと比べると、あらい部分もあるかもしれません。
けど、その人とこくりが出会わなければ、なかったものたちです。
そういう不思議を少しでも感じてもらいながら、「モノ」を手に取っていただければうれしいです。
それぞれの個性特製があらわれた「モノ」らになっていると思います。

作品展示も、少しだけしています。
こちらも、うちとその人やからこそうまれたものたちです。

いやー。大変や。
普通に、カレー屋もせなあかんしね。
あと数日がんばろう。

ちゅんのMyseroof Album制作進捗日記(6)『やっつけ完成の3曲目 / 大挫折の5曲目 / 好調?の6曲目』

Myseroof Albumとは…
Myself(自己)とProof(証明)とAlbum(音楽アルバム)をくっ付けた造語で、オリジナルの音楽アルバムを制作することによって、今まで生きてきた自分とその人生の存在を証明しようという計画のこと。


第6回です。タイトルにもある通り、完成性はさておき6曲目まで登場してきました。それぞれの曲がどのような曲なのかはっきり書いてないので、もう「◯曲目」だけで会話するのは限界かもしれません。書いている本人でもこんがらがるということは、読んでいる側はもっと訳がわからないはず……。ここら辺の視認性向上を検討中です。


『やっつけ完成の3曲目』
一応を二乗したぐらいのニュアンスですが、3曲目が完成しました。正直、納得していない箇所だらけなのですが、これ以上は……という判断です。というのも、3曲目を集中的に制作していた時期からかなり間が空いてしまっているので、録音したギターの質感を再現したり微妙な部分を手直しすること自体、なかなか難しくなってしまったのです。アルバムの曲たちが出揃った時に、少なからず全体的に手直しするはずですが、それにも限界があるので、基本的には現状のクオリティとそう変わらないでしょう。やはり、作るべきタイミングに作り切るべきですね。どんどん、モチベーションも削がれていきますし……。んー、悔しい。かと言ってボツにするほどの余裕もないので、しょうがないんですが。今回の3曲目を通して、「ギターを演奏し録音するということ」にもっとフォーカスしないといけないことに気づきました。このことは、またのタイミングで詳しく書きたいと思います。

『大挫折の5曲目』
アルバムのラストを飾る予定の5曲目ですが、大挫折しました。以前に報告したように、どうしても構成がペタっこいというか素人臭いというかで聞いていられない出来に沈んでしまい、「やってられるか〜!」という感じになりました。ということで、暫くお休みです。ただ、頭の中で思い描いているアイデア自体は悪くないと思うので、あとはそれをどう表現するかといった技術的な問題になりそうです。これがまた難問なのですが……。取り敢えず今は後述の6曲目に集中ですね。

『好調?の6曲目』
突然の「作ってみるか〜」というノリで、6曲目の制作が始まってしまいました。曲調と構成が割と複雑なので、諸々考えないといけないことが多そうですが、今のところ好調と言えそうです。また、ほんの少しずつDTMの勝手も分かってきた今、新しい曲を作る毎に新しい要素にチャレンジして成長したいという気持ちも強くなってきています。ただ、それってかなり大変なのです。自分のやれることを拡張していく作業には大きな労力を伴いますし、そもそも素人の脳内で思いつく工夫や努力では限界があるのも事実です。こういう時にサクッとDTM玄人さんに訊けたらなぁって思うんですけど、自分の周りには勿論そんな人居ませんし、教室やレッスンみたいなものにお世話になるとかなり値が張ってしまいます。つくづく、DTMerって孤独な戦いです。とほほ。

まだまだ掛かりそうではありますが、6曲完成させることが出来ればひとまず折り返しです。「半分」となれば、随分気持ちも楽になることでしょう。実際、積み立ててきた4曲を改めて聴いたりすると、それなりに思うところがあります。この計画、順調と言えるでしょうか。なかなか難しいことだらけですが、いつか完成させている自分を夢見て暮らしていきたいと思います。それでは、第7回で。

こくりはみんなと共にあります 2022.08編

どうも。「かんりしゃ」です。
少しずつ季節がうつりかわり、すずしくなってきましたね。
うれしい限りです。
すぐに寒くなってしまうから、気持ちのよい季節を大切にしたいです。

8月も、こくりはみなさんのお世話になりました。

この9月が、ついに「こくりの大発表会」です。
そのための当事者研究を、日々つみかさねてきています。
発表者は2名ですが、その人以外の当事者研究でも、それぞれに学びや気づきがあるので、みんなでつくりあげた発表だと思います。
みなさん、ぜひ聞きに来てください。

その日にむけて、いろいろとつくってきました。
プロがつくるような代物ではないかもしれませんが、その人がこくりにいなければできなかったものたちばかりです。
興味をもってみてくださるとうれしいです。

カレー屋さんは、あいかわらず順調でした。
デリバリーの注文の量も増えてきたので、みんなで手分けしながら運んでいます。
注文くださったお客さんの昼休みを、少しでも有意義なものにするべく、懸命にやっています。
また、カレーの味ですが、少しずつ変化があると思います。
つかってる野菜たちも個性があるので、ある意味当然なのですが、本質は損なわないよう、少しでもおいしく進化していくよう、日進月歩やっています。
けど、素人の集まりのカレー屋なので、完ぺきな味の安定は、難しいですね。。。がんばります。

また、8月の末に冬収穫の玉ねぎを植えに、四天王寺大学さんに行ってきました。
無事植えられてよかったのですが、本当に大変なのは、植える前の準備の部分やと思います。
ポタジェの学生さんや先生方がやってくださったので、無事植えられました。
こくりでも、本当に微力ですが、一緒によい野菜をつくれるようにがんばります。


いやー。文字ばっかりですいません。
事業を始めて3年目、まだまだやらなければならないことが多く、日々つまっております。
何とか今年度中に、すきっとさせたいところです。
最後に、プチ愚痴を失礼しました。

ガーベラのクッションができるまで


2年越しのクッション作りを振り返って

最初は、ミシンの糸を通すのに、上手く出来なくて、イライラしてたけど、慣れるとそれなりに生地をミシンで縫い合わせる事が出来る様に、なったのでやって行くうちに慣れて行き、やり始めた頃のイライラしてた自分が、恥ずかしく思えて来て、何故最初から、落ち着いてやらなかったのかと、全部のクッションが、完成した今振り返ると、何にやり始めた頃は、イライラしてたのか、少し後悔している、自分が、心の中に、いる感じです。


一緒にやっていた、学生さんに、嫌な思いをさせたのではないかと申し訳なく思っている自分が、いてやり始めた頃の自分に今では、その時に、何にイライラしてたのかを、その時に戻れるなら、戻って聞いて見たいと思いました。


でも今では、2年越しの年月が掛かりましたが、5つのクッションを作れた事は、嬉しく、次に何を作ろうか、今は、裁縫に興味を持ち始めて、考えるだけで、一つの楽しみが出来た様に、思えて次に作る物が決まれば、作りたいと、思う自分がいてて、次は、クッション以外の何か、こくりで使って貰えそうな物を作りたいと、考えている、自分がいて、何を作ろうか、また、何を作ったら使って貰えるのか、ゆっくりと考えたいと思いました。

中身のクッションから手作りです
別角度のクッションたち


今回はクッション作りが出来た事は、自分にとっていい経験をさせて貰ったと、やらせて貰った事に、感謝しています。


有難うございました。また、次も何かを作らせて欲しいです。

ガーベラの「〇〇」ができるまで 説明

どうも。「かんりしゃ」です。
「ものがたり」に、新しいページができました。
題して、「ガーベラの「〇〇」ができるまで」です。
ものづくりが、好きで、丁寧な「ガーベラ」が、いろいろなものをつくった過程を記します。

パソコンの勉強も兼ねています。
少し、文章が不器用になっていそうなところもありますが、それも「ガーベラ」ががんばっている証拠やし、「ガーベラ」らしさが出ていそうなので、そのままにしています。

いろいろ考えてはります。人にやさしく、自分に厳しい、「ガーベラ」の日々の営みに、少しだけ触れてください。


ちなみに、ガーベラの花言葉は「律儀」「純粋」やって。何かぴったし。

ちゅんのMyseroof Album制作進捗日記(5)『余りにも凄いチャットモンチー / 素人DTMerが採れる音楽性の限界』

Myseroof Albumとは…
Myself(自己)とProof(証明)とAlbum(音楽アルバム)をくっ付けた造語で、オリジナルの音楽アルバムを制作することによって、今まで生きてきた自分とその人生の存在を証明しようという計画のこと。

第5回です。悩みの尽きないこのプロジェクト。今回は、個人的な音楽の嗜好なども交えながらダラダラ喋っていこうと思います。

『余りにも凄いチャットモンチー』
最近、『チャットモンチー』をよく聴きます。僕は世代が半分下なこともあって、彼女たちがバンドとしてアクティブだった頃をリアルタイムで追えていません。だから、とても新鮮な感触です。彼女たちの凄さは、「洗練された少ない要素たちから生み出される圧倒的な個性と奥行き」だと思います。活動期間の長くをスリーピースとして過ごし、それ以外の期間も音楽性としてシンプルなロックというところから大きく逸れなかった彼女たちの曲を聴いていると、人数や音数の少ない方がむしろ個性や奥行きをグッと前に押し出すんじゃないかというような気がしてきます。『染まるよ』という曲があります。曲調やアレンジがとてもシンプルで、最低限のギターとベースとドラムと歌だけなのですが、それでも圧倒的なパワーを持っています。余りにも凄いです。恐ろしいです。そうやって彼女たちの音楽に触れていくと、『チャットモンチー』って「自分たちの持っているカードをそのまま使ったり逆さにしたり裏返したり組み合わせを変えたりしてとにかく弄り遊び倒したバンド生涯」だったのかなぁって勝手に思います。例えば、女性アーティストであることをまっすぐ歌うこともあったりフリにすることもあったり……。この個人性こそが、バンドという音楽形態における最も生命的な在り方なのかもしれません。とにかく、『チャットモンチー』と出会ったことによって僕の中にはこういうニュアンスの感動が生まれた訳なんですが、これを自分の音楽に反映させようと思ってもそうはいきません。Bパートへ続きます。

『素人DTMerが採れる音楽性の限界』
DTMerというのは、パソコンで曲を作る(Desk Top Music)人のことです。僕は素人DTMerです。『チャットモンチー』に話を戻すのですが、彼女たちのような要素の少ないシンプルな曲を作るというアプローチは、取っ付き易いようでいて実は真逆と言えます。なぜなら、素材自体が光り輝いている必要があるからです。彼女たちだけに限らずメディアの中で流通しているロックミュージックは、ウン十万円の楽器や機材たちを使って高品質な形式で録音され聴きやすいように整えられています。そして何より、その人たち自身のパーソナリティや演奏が加わることによってより価値をグンと高めているのです。残念ながら、そういうアプローチを素人DTMerが表現しようとすることは無謀です。ギターなどの弦楽器をアナログの質感そのままにパソコンに録音することはなかなか難しく、VOCALOIDは橋本絵莉子のように自由で感情的な声で歌ってはくれません。ですので、DTMなりのアプローチを採る必要があります。ただそうなると今度は、パソコンに内蔵されてる画一的な素材たちを上手く調理する腕が求められてきます。うーん、難しい。今挙げたどのアプローチとも取れない絶妙なところにちょうど落とすことが出来れば万々歳ですが、果たしてどうなることやら……。

という訳で、今回はちょっと込み入った話をしました。こういう要素や問題を挙げていけばキリがありません……。何とか騙し騙しの一歩ずつでやっていけたらなって感じです。それでは、また第6回で。