どうも「ゼロカロリーのピーちゃん」です。
ひまわり🌻の種の選別が終わりました。
なんと、なんと、124グラムでした。
今年は四天王寺大学の協力してもらったおかげもあり、大量に種が取れました。
四天王寺大学の学生さん、ありがとうございます。感謝しております。
学生さんが来年もひまわりを育てたいと言ってもらったので、学生さんと一緒に頑張ろうと思います。
ちゅんのMusic Recommendary Season2(7) 【冬のプレイリスト】
寒い〜。ということで、季節のプレイリスト、ラストは冬編です。やっぱり冬は少し寂しい曲が多いような。いや、音楽がそもそも寂しいものなのかも。
①シンセサイザー / Tha SALOVERS
SALOVERSで一番好きな曲かもしれません。複雑な別れとそれを象徴するような冷たい街の景色たちに言葉では表すことのできないリアルな青春が詰まっています。”冬に向かう風”とのことで秋と迷いましたが、曲の世界観を踏まえて冬に分類しました。因みにこの曲は、SALOVERSの曲の中で、ボーカルの古舘佑太郎が作詞作曲していないほぼ唯一の曲です(ギターの藤井清也が作詞作曲)。
②冬の日 / 放課後ティータイム
コーラスの効いたイントロのギターリフが印象的で、けいおん!の楽曲の中でもかなり好きな曲です。学生らしい等身大な歌詞とまさにバンドと言えるようなシンプルなサウンド。冬の曲ですが暖かい気持ちになれます。
③寒い夜明け / 郷ひろみ
作詞楳図かずお・作曲筒美京平という奇跡のコンビが手掛けた曲で、母に教えてもらいました。色気のある歌詞と巧みなアレンジ力の調和は圧巻で、それを若き日の郷ひろみが美しく歌い上げています。結びの詞が”ほのかな駅に人も見えます”というセンス……。
④冬のにおい / フラワーカンパニーズ
疾走感のある曲調と次々と繰り出されるシャープでお洒落な言葉の数々。11月ごろに何となく感じ始める「冬のにおい」というものを見事に作品化しています。特に、2番のAメロの詞はかなりのパンチラインだと思います。
⑤ウィンターレイン feat.GUMI / Task
学生の頃よく聴いていたのをこのプレイリストを作るにあたって思い出した曲です。当時は何気なく聴いていましたが、日常的且つ独特な言葉の選び方置き方、調和のとれたロックサウンドなど、今になれば凄さがよく分かります。
⑥マカロニ / Perfume
そろそろPerfumeの曲を紹介したくて選びました。歌詞の中にはっきりと冬の描写がある訳ではありませんが、曲の題材や”だんだん手が冷たいの”の一節、MVの世界観などを踏まえて冬に分類。ハイテンポでテクノバキバキなイメージがあるPerfumeですが、この曲を代表にバラードもかなり素敵だと思います。
⑦雪の華 / 中島美嘉
有名な曲ですね。コード進行やメロディーなど特段奇抜なところはありませんが、それでもリスナーを惹きつけるというのは案外すごいことです(バラードなら尚更)。甘々な歌詞ですが飽くまで男性目線で、それを女性が歌っているのも素敵。そして、”のびた人陰(かげ)を 舗道に並べ”はJ-POP史に残る歌い出しだと思います。
⑧春が来るまで / AKB48
しっとりしたバラードです。冬の描写ひとつひとつが美しく、片想いの気持ちと相まって心に深く染み入ってきます。間奏から挟まってくるハーモニカ系(?)の楽器の切なさと厚みのあるギターの音色が心地良い。
⑨銀河 / フジファブリック
志村正彦の才能爆発という感じでなかなか不思議な曲です。イントロのギターリフがカッコよく、自分でもたくさん練習しました(結局あんまり上手くはなりませんでしたが……)。ギターソロからのしっとりしたCメロ、転調したラスサビ、そしてアウトロのキレなど、中盤から終盤にかけての盛り上がりが巧みです。
⑩GOOD BYE / RADIO FISH
オリラジを中心とした音楽ユニット・RADIO FISHの一曲です。中田さんの低音と藤森さんの高音のコントラストが印象的で、切ないながらも明るいアレンジに胸がジーンとします。
ここからは完全に余談ですが、この曲がエンディングテーマだった『らじらー!サンデー』というラジオ番組が僕は大好きでした。MCのオリラジに加え乃木坂46のメンバーが変わる変わる出演し、アイドル性とバラエティ性のちょうど中間を行くような内容に毎週大層感動していました。今でもこの番組は現存していますが、中田さんは数年前にMCを卒業し、藤森さん+ゲストMCという形に落ち着いています。やはり僕にとって中田さんの存在は大きく、今ではすっかり希少になったオリラジ2人の息の合った掛け合いをもう一度聞きたいとずっと心から望んでいたり……。とまあそれはさておき、「好きなものは好きなものを連れてくるよね」ということが僕は言いたくて、「とある◯◯に出会ったからとある◯◯にも出会えた」みたいな出会いの連鎖をこれからも大事にしていきたいなぁと考えている今日この頃なのです。
↓↓↓applemusicで、上記10曲のプレイリストをつくりました。ぜひダウンロードしてください。
https://music.apple.com/jp/playlist/%E5%86%AC%E3%81%AE%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88/pl.u-XkD04qMc2q5a2My
こくりはみなさんと共にあります 2023.11編
どうも。「かんりしゃ」です。
11月もこくりは多くの方にお世話になりました。
11/3(金)は、IBUの文化祭に参加させていただきました。
ありがたいー☺☺☺うれしい。
文化祭は、なんと3日間もするらしいのですが、うちは初日のみの参加でした。
いやー、楽しかった。すごい文化祭やった。
毎年参加できたらうれしい。がんばろ。
カレー屋さんは、おかげさまで順調です。
デリバリーも店舗も常連さんがいて、本当にうれしくなります。ありがとうございます。
「かんりしゃ」もチェックという名の楽しみとして食べますが、おいしいわ。
塩味をもう少し足してもよいかな、と思いつつ、塩味に頼らなくても、スパイス感で勝負できそうな感じもあって、迷い中です。
当事者研究も、地味に日々一歩ずつやっています。
こういうのは、日々の一歩ずつなんやと思います。
1回1回は小さいものですが、積み重ねた先には、人の心を動かすものになるんやと信じています。これからもがんばろ。
また、12月から「こくりのスイーツプロジェクト」を始動します!!
ここのブログでものせています。
個性豊かな「パティシエ」たちが、それぞれのペースでオリジナルスイーツを開発しています。
「かんりしゃ」はじめ、こくりのスタッフらが「おいしい」と思えて初めて商品としています。
なので何度も何度も試作をして、販売しています。お楽しみに~。
いやー、今年ももうすぐおしまいやね。
からだ壊さんようにせな。
冬のはじまり
どうも。「かんりしゃ」です。
気候が寒くなってきましたが、そんな中でも、ここ最近は暖かい(暖かすぎる?)日になっています。
気候もよいので、「ゼロカロリーのピーちゃん」「弱戦士」「きょうの野菜」「ジャイアン(実習生)」「3coins(実習生)」「398」で「冬のはじまり」を探しにいってもらいました。
以上です。
職員の「398」は写真はなく、背中だけの登場です。なんか「398」らしい。
これからますます寒くなります。冬になります。
みなさま、おからだご自愛ください。
ちゅんのMusic Recommendary Season2(6) 【VOCALOID曲のプレイリスト】
こんにちは。今回は僕が学生の頃からのルーツであるVOCALOIDの曲たちを紹介してみます。前回に続いて、馴染みの薄いジャンルだと思うので是非聴いてみてください。有名な曲ばかりにならないように意識しましたよ。あと、曲名とアーティスト名は上手いこと統一しています。
①スプリンクル feat.鏡音リン / ライブP
細部まで美しい曲です。楽器たちの音が生音に近く(実際に生音なのかもしれません)、その他曲の構成やミックスなどもかなりハイレベルで、プロコンポーザーの風格を感じます。2番のAメロの詞が特に素敵です。
②めんどくさいや feat.初音ミク / 瀬名航
ハイセンスな脱力感と色気を感じられる曲です。イントロの生活感溢れるチャキチャキ音が素敵。また、アンニュイな声色で曲の世界観を歌い上げている初音ミクに、「やっぱり世界一のボーカリストだなあ」と思ったり(勿論、瀬名航氏の調声が素晴らしいのですが)。
③紫陽花が咲く頃に、君と恋をする feat.初音ミク / n.k
愛嬌のある詞とメロディー、シンプルなギターの音色、初音ミクの歌唱力など、余りにも真っ直ぐに愛を伝えてくれているので逆にやられてしまいます。僕の祖母が紫陽花が好きだったので、妙な親近感もあったり。
④いろは唄 feat.鏡音リン / 銀サク
結構有名な曲です。この曲が投稿された2009年あたりのボカロの音楽性は、DTMの技術や普及がそこまで進んでいなかったのも相まって、音質音圧含めシンプルなサウンドが多いのですが、それでも聴いていられるという曲としての純粋なパワーが本当にすごいと思います。
⑤Sea is feat.初音ミク / きくお
すごすぎ!!天才中の天才、きくお氏です。意味わかんない曲なので、これはもう是非聴いてみてくださいとしか言えません。
⑥幽霊団地 feat.初音ミク / 青屋夏生
ここから郷愁的な曲3連発です。
遠ざかる思い出を幽霊に例えラップ気味に紡ぐセンスに加え、ストリングスを交えたとにかくお洒落な曲調、豊かな音楽観を感じます。20代中盤になった今、”この街から出て行った人たち この街に残った人たち”という歌詞が深く刺さります。
⑦エメラルドシティ feat.MAYU / 西沢さんP
特に思い出の曲です。西沢さんPの曲は、コードとメロディーの関係が丁寧に描かれていて、歌詞も等身大な心の機微が上手く表されていると思います。因みに、この曲で使用されているMAYUは結構レアなVOCALOIDです。
⑧しゃったーちゃんす feat.IA / みきとP
ボカロ界に限らず僕の音楽観のルーツの1人であるみきとPの曲から、今回は『しゃったーちゃんす』を紹介します。先述の『エメラルドシティ』もそうですが、恋と自分と街がリンクする曲が僕はどうやら好きみたいです。また、この曲の歌詞を見ようと歌詞サイトを閲覧したのですが、そこのコメント欄に「 フジ(ファブリック)の志村が書きそうな雰囲気の曲……」と書かれていて何となく共感しました。
⑨ダブルラリアット feat.巡音ルカ / アゴアニキP
ボカロ史に燦然と輝く屈指の名曲です。この曲の投稿も2009年で、現代のサウンドと比べると少しアプローチが違う感じもしますが、だからこそ素晴らしいのです。僕はアゴアニキPの作る曲は勿論、人間性もすごく尊敬しているのですが、彼にしか書けない優しい詞にいつも泣きそうになります。また、彼本人がドラムを演奏しながらこの曲を歌っている動画がYouTubeにあるのですが、胸にグッとくるものがあります。是非。
⑩透明アンサー feat.IA / じん
AメロBメロは低音を含めながら滑らかに進み、サビになると結構な高音を規則的に連発させながら明るいところは明るく締める緩急のついたメロディー。重く複雑な歌詞のニュアンスを上手く表現していて、僕が今まで聴いてきた曲の中でも5本の指に入るくらい美しいメロディーだと思います。
↓↓↓applemusicで、上記10曲のプレイリストをつくりました。ぜひダウンロードしてください。
こくりのお歳暮セットができました
どうも。「かんりしゃ」です。
宣伝のための日記です!!
この度、「こくりのレトルトカレー2023」をセットにし、「お歳暮」として送って頂ける用にご準備いたしました。
このような感じです。
「こくりのレトルトカレー」を6個セット(くまちゃんイラスト3つ&玉ねぎ君イラスト3つ)にし、中に紹介のチラシを同封します。
レトルトカレーの中に入っている玉ねぎを一緒につくった「ポタジェプロジェクト」の紹介の紙も入っています。
すごくおもしろい企画なので、関心をもって頂けると思います。
簡易包装&短冊のしという、ラフな装丁にはなりますが、水引は手作り、のしの文字は手書きで、温かみのあるお歳暮セットにしてみました。
水引の数などは少な目なため、厳粛なお歳暮には不向きですが、少しラフなお歳暮としてはお使い頂けると思います。
「税込み¥3,300+送料」となります。
ゆうパックで送らせて頂きます。送料は下記をご参照ください。
お支払いは「直接お渡し頂く」「銀行振込」でお願いします。細かいことはご注文頂いた後にご相談させて頂きます。
こくりの「問い合わせ」からお申込み頂くか、直接ご連絡(072-959-6515)ください。
よろしくお願い致します。
-特定商取引法表示-
販売業者の名称:
特定非営利活動法人こくり
販売責任者名:
大原創太
販売業者の住所:
大阪府藤井寺市岡2丁目12-4寿ビルディング4階
販売業者の連絡先:
電話番号:072-959-6515
メールアドレス:cocreation@cocuri.com
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商品代金以外の必要料金:
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〇送料(ゆうパック、常温):
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※大阪:¥820
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こくりのインタビュー MuSuBu 第2弾 池田光芳さん
どうも。「かんりしゃ」です。
こくりのインタビュー企画、MuSuBuの第2弾、池田光芳さんです。
池田さんのことは、インタビュー第1弾の石田さんから紹介頂きました。
今回「かんりしゃ」とは初対面でしたが、何度かお会いしたことがあるかのような、気楽に接せさせてくださる方でした。
臨床心理士/公認心理師として活動している方です。仕事で大切にしていることのエッセンスは、インタビューにしっかりつまっていると思います。お楽しみに。
※インタビューは「かんりしゃ」と「ちゅん」とで実施しました。文字起こし・文章校正は主に「ちゅん」が担当しました。青字は「かんりしゃ」、赤字は「ちゅん」の発言です。
【池田君はいい人になりたいんか?】
──今はどのようなお仕事をされていますか?
臨床心理士として働いています。主な領域としては、子ども関係ですかね。
詳しく言うと、市役所に相談員という形で勤めていて、そこから市内にある保育園や小学校・中学校に派遣され、そこで子どもたちと関わるということを仕事にしています。
──子どもたちとどのようなことをするんですか?
年齢が小っちゃいところに行ってると、発達のことばかり見ているように思われがちかもしれないんですけど、僕はそうというより子どもと楽しく遊ぶということをまず大事にしています。
あとは、その楽しく遊ぶ中で見えてくる子どもの様子なんかを担任の先生や保護者の方と共有したり、といった感じですね。やっぱり、発達の話だけをメインにしてしまうと子どもが背負わないといけないものが大きくなるというか。子どもの発達って、どういう環境で育ってきたかとか、どういう人間関係に囲まれていたかとか、どういう遊びをしてきたかとかの一つ一つが吸収されて固まっていくものだと思うので、子どものことだけを点で見るやり方は僕がやりたい心理の仕事ではないですね。
──では、その仕事のやりがいや大変さを教えてください。
んー、この質問、自分でもめちゃくちゃ考えたり後輩にも訊いてみたりしたんですけど、結局、「やりがいって何やろう?」というところで行き詰まった感じがあって。これがモノを作る仕事や職場であれば、お客さんが喜んでくれたり、売上が良かったりすることがやりがいになるんだろうけど、僕が扱ってる心理職って話になると、例えば面談を行っても何が良くなって何が悪くなってみたいな尺度は実際には目に見えないじゃないですか。
だからそう考えると、やりがいとか達成感とか目標みたいなものが無いというところにこの仕事の面白さや難しさを感じているのかもしれないですね。
で、大変さで言うと、ある時急に「俺、何してんねやろ」みたいに自分が迷子になる時があって。そうなるとやりがいを探しに行ってしまうということが起こるんですよね。
10年くらい前かなぁ、とあるおじいちゃん先生に「池田君はいい人になりたいんか?」と言われたことがあって、それが今でも僕の胸にグサッと刺さったままなんです。これって、変に空回りして役に立とうとした途端に相手との関係が崩れるみたいな意味を含んでると思うので、自分のやりがいのために何かをしてしまいそうになった時はこの言葉を思い出して戻ってくるようにしてます。
そうやって、崩れそうな自分を何とか保つっていう作業が僕は大変だと思いますね。
【転がる】
──今の仕事をやるに至った経緯を教えてください。
僕がこの心理の仕事をはじめたのは、本当申し訳ないんだけれど、たまたまなんですよ(笑)。
元々は小学校の教員になりたくて大学受験をしたんですけど、その時に本命の教育学部と一緒に心理を扱ってる学部も予備で受けておいたんです。で、共通テストの点数によってどちらに振り分けられるかってところで心理の方の学部だけ受かって。ただ、そこで「学校の先生じゃなくても子どもと関われる仕事ってあるよね」みたいな切り替えが自分の中に生まれたんです。そこから僕の心理の道が始まりましたね(笑)。で、無難な大学生活を過ごしていた三年生の時、みんなが同じようなスーツを着て就活に行ってるのを見て、「あ、これ俺違う」とも思ったんです。それで、「あのスーツを着ないで済むにはどうしたらいいんやろ?」って考えた時に、「もうちょっと勉強しよ」ってなって、大学院に逃げることになるんです(笑)。
そこから大学院に2年間通って、今の心理職になったっていう流れですね。
──どういう経緯で関西に来ることになったんですか?
僕の嫁さんが大阪の人でして、その当時「大阪に来ないと別れる!」と言われたんです。それなら「じゃあ行くしかないか」って感じで大阪に来ましたね(笑)。
──では、そもそもなぜ教師や子どもに関心があったのですか?
何なんでしょうねぇ……(笑)。まぁ家庭の要因を考えると親父が教員だったってことがあると思いますし、僕は大学の4年間ずっと小中学生を教える塾で講師をしていたのでそれもあると思いますし……。うーん、だから、何って決定的なものがあったわけではなくて、ふんわり「子どもって好きだな」っていう感覚があったんじゃないかなぁ。
──スタッフのちゅんです。教育学部に受からなかったことや奥様について行って大阪に来たことなど、全然予期していない方に転がっていく様がまさに“人生”をされてるなぁと思い、素敵で面白いなぁと感じながら聞いていました。ご自身ではその辺りをどう感じていますか?
そうですね、転がってった先で何かとぶつかって、転がり方が変わって、砕けることがあったり、くっついたり離れたり、大きくなったり小さくなったり、とかが色々合わさって今の自分を形作っていると思うと、まさに“転がる”って感じがして、今自分の中にストーンと入ってきました。良い表現ですね。
【いかに寄り添って細く長く……】
──“はたらく”上で大切にしていることはありますか?
えーっと、これは語弊があるかもしれないんですけど、はたらく場所と同化しないように頑張ることかな。それこそ僕は肩書きとしては公務員になるんですけど、その中でも池田でありたいなと思ってるんです。そこのラインが崩れてしまったら、僕である意味は無いという感覚ですね。
──では、そもそも“はたらく”って何だと思いますか?
いやー、これもなかなか言葉を選ばないとですね……(笑)。
そうだなぁ、本当に綺麗事抜きで考えたら、自分や家族が生きるためにはたらいているっていうのが第一かなぁ。まぁただ、心理職として大切にしていることも勿論あって、いかに寄り添って細く長くその人と付き合えるかみたいなのはモットーとしてやってます。効率とか成果を目指さずに、時間の流れに任せてはたらくみたいな感じですかね。
──多分その、自分や家族が生きるためにはたらくという側面と、いかに寄り添って細く長くその人と付き合えるかという側面って、同居するんでしょうね。どっちかだけが本物ってわけじゃなくて……。
そうですね。同じことをやってても、見る角度によって見え方は変わってくると思います。
【人生に電柱はない!】
──どういう瞬間のために働いているなどがあれば教えてください。
僕は心理シっていう職種なんだけれども、たぶん変わってるっぽくて、面談をしてるよりも、学校に行って子どもたちと一緒に授業や部活をやってみるみたいな機会の方が多いんですよね。だから、子どもと関わるっていうところに限定すると、子どもと一緒に笑うために働いてる感じはします。
ほんで、僕、めちゃめちゃハイタッチするんですよ(笑)。それぞれの学校、保育園にハイタッチ仲間みたいなのが居て、その子たちとそういう関わりができたら、「あぁ今日も来て良かった」と思える瞬間ではあります。
──では次に、どういう瞬間のために生きていますか?という質問をしたいのですが、この質問の意図も含めてちゅんに少し説明してもらいますね。
──僕は今、日々暮らしている中でただただ事務的に過程がずーっと続いているだけだなという感覚があって、その現状に少し違和感があるんです。人の暮らしには大きな目標とは別に、都度都度小さなゴールみたいなのも必要だと思ってて、例えば、少し歩く度にそこに立っている電柱にタッチしてちょっとした区切りをつけていくみたいな。でも、「ああこれが電柱だな」ってなかなか感じられるものじゃないし……。このことについてどう思いますか?
はぁはぁ、なるほど。うーんと、僕としては人生において電柱というものはない!(笑)というか、道すらない!(笑)。
マインクラフトってあるじゃないですか。あれで、まっさらな地面しかないっていうモードがあって、まさにその状態かもしれない。平らな場所に池田がポツンと立ってて、どっち向いても地平線しかないみたいな。そういうデカいところでやってくしかない感じはありますね。
ただ、結果としてどこかにお宝が落ちてたら嬉しいやんという感覚はあって、振り返ればそういうお宝がいつも定期的にあったなぁとは思います。家に帰ったらビールを飲むみたいなのもそういうことだと思うんですけど、でも、ビールを飲むことを目的にしてるわけでもないし、これをしたらビールを飲もうって決めてるわけでもないし……。
だから、僕はここまでやったらこれをしようみたいな設定は何をするにしても全然ないですね(笑)。
──その生き方って意図的なものなんですか?
んー、自分でそうしようとしてる部分もあるし、そういう性格なだけなのかもしれないしで、たぶん両方ですね。というか、いい加減な池田さんで通してるみたいなところがあって……(笑)。だから、僕と全然波長が合わない人も居るんだろうなあとは思います(笑)。
──何というか、極限の自然派というか……。
──自由と恐怖が同居しているというか……。
あはは(笑)。でも、こんなこと話しておきながらなんですけど、僕はビビりなところもあって。仕事柄、パワポを使って発表することがあるんですけど、事前にスライドを何回も何回もめくって紙芝居のように頭の中でめちゃくちゃシミュレーションするんです。ただ、その反面、発表資料とか原稿とかは一切書かないんですよ。これが自分でもわけわからんところではあるんですけど。
だから、見る角度によっては、めちゃめちゃ準備してるやんとも言えるし、一文字も台本書いてないやんとも言えるしで、そういう矛盾というか共存というかが僕の中にはありますね。
【自分が愛って言えたらそれが愛なんだ】
──個人的なことなんですが、僕は“愛”というものを人生のテーマのひとつにしていて、“愛”を探しながら日々生きているんですけど、結局まだあんまり見つかってないんです。池田さんににとって愛とは何ですか?
んー、難しいですねぇ……。まあ、何となく「“愛”って何やろう?」と思ったときに愛に近い言葉、好きが思い浮かんで。ただ、愛と好きってどう違うのかと言われたら「よくわからんなぁ」って感じで……。で、
そのあと考えたのは、アイドル愛とか鉄道愛みたいな愛。つまり、自分が注ぎ込めることであるなら、他人にどう思われようが、それは愛という言葉を使っていいんじゃないかなぁみたいな。例えば、「カレー愛があるんです」って言ったら、周りからは「この人、たくさんの種類のカレーを食べてきたんだろうなぁ」って思われるのかもしれないですけど、でもそんなんどうでもよくて、こくりのカレーのみを食べることにエネルギーを注いでいるというのも完全なカレー愛だと思うんです。
だから、「自分が愛って言えたらそれが愛なんだ」っていう風に僕は性格上言い切れちゃいますね。というか、そうやって誤魔化さないとやってられへん部分があるんだと思います。
──大前提として愛という概念に興味や価値を感じるかみたいなところも関係してそうです
──さっきの電柱理論、お宝理論とも通じるところがある気がします。
あと、喋ってて思ったのが、一回愛って言っちゃったらずっと注ぎ続けないといけないわけでもないな、って。コロコロ変わってもいいというか。「ちょっと今日だけ、愛、お休みね」もアリなんじゃないかな(笑)。
【赤ちゃん】
──これからの仕事・人生についてどう考えていますか?
んー、これからもこのままでありたいって感じはしますね。ただ、その一方でしがみついてるものは何もなかったりもします。あと、仕事の内容で言えば、子どもと関わるということをもっと突き詰めて、赤ちゃんとより関わりたいなぁと思います。生まれたてから2歳3歳ぐらいまでの乳幼児の子と関わる仕事っていうのが、僕にとってめちゃくちゃ面白くて好きなので。
だから、それをもっと専門的にできる環境があるならやりたいし、自分でその環境を作ってもいいし。とにかく、今よりも自分のやりたいこと側により寄っていきたいなというのがフワッとある感じですかね。かと言って、それを実現するために何か目標を作ってるわけでもないんですけどね。
──んー何というか、池田さん自身も赤ちゃんのような方なんでしょうね。
あはは(笑)。自分と赤ちゃんには何か重なるところがあるのかもですね(笑)。
──何が重なっているのですかね。おもしろそう。本日は大変貴重なお話をありがとうございました。
──ありがとうございました。
写真撮影:「きょうの野菜」
↓↓↓
ここからは、こんな池田さんをかたちづくった作品たちを一部紹介します。
関心があれば、リンクからご購入ください。
こくりのスタッフの工賃となります。
よろしくお願いします。
[音楽]
➀ 19『音楽』
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➁ ザ・シンプソンズ
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[エンタメ]
➂ WWF
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以上、こくりのインタビュー企画MuSuBuの第2弾でした。
池田さん、お忙しい中、お時間をとって頂き、本当にありがとうございました。
第3弾も、しずかーに動き出しています。こうご期待。
ちゅんのMyseroof Album制作進捗日記(18)『リペア返却 / 現状報告』
Myseroof Albumとは…
Myself(自己)とProof(証明)とAlbum(音楽アルバム)をくっ付けた造語で、オリジナルの音楽アルバムを制作することによって、今まで生きてきた自分とその人生の存在を証明しようという計画のこと。
『リペア返却』
超ご無沙汰です。前回、前々回と発表会関連のお知らせが続き、通常運転の記事はかなり日が空きました。このリペア返却というテーマも遡ること夏の出来事でありまして、下書きにはあろうことか「酷暑が続いておりますが……」と記されておりました。トホホ。ということで、遥か昔のように感じられるMy Guitarのリペア返却について振り返っていこうと思います。
おそらく前々々回の記事ぐらいで、愛用のMy Guitarをリペアに出したことを書いたのですが、そこから約1ヶ月半後にリペア完了との連絡が届きました。いそいそまたその楽器店に行き、涙を流しながら大金を払えば待望のMy GuitarがCome Back。そこから自宅に戻って状態をチェックすると、全体的に小綺麗になっていたり細かいパーツが新しいものに交換されていたりしており、まあ正味そこまで何かが大きく良くなったとかではなかったのですが、愛用のMy Guitarを今一度健康体にしてあげることに成功し、取り敢えずはひとつ胸の荷物が無くなった気がしました。
ここぐらいまでは夏の時点での下書きでして、ここからはブログ掲載が遅れたことを逆手に取っての数ヶ月使用後のレビューという訳ですが、ここ最近結構リペアの成果を感じることがちょこちょこありました。この夏から秋にかけて、発表会で流す曲を作ったりデラフェスでバンド演奏してみたり(後述)などMy Guitar君と関わることが多かったのですが、その中で弾き心地のスムーズさや発音のノリなどがほんの少し改善されている感触があったのです。とは言え、DTMで使うと僕のミックスの腕も相まってか相変わらずのショボショボ音質なのですが、何にせよ事態が一歩でも前に進んだのは良いことです。では肝心のアルバム制作の進捗はどやねんということになってくるのですが、それに関してはB面で。
『現状報告』
B面ではダラダラと現状報告をしながら、全体的な要素を拾っていこうかなと思っております。まずはひとこと。あー大変だった。夏から大発表会の準備に勤しみ、それが終わってからはすぐデラフェスなるイベントにkakine名義で参戦し(詳しくはかんりしゃさんの記事を見てね)、なかなかの多忙。秋が深くなって漸く一息つくことができ、このMSA日記の更新にも着手できているという訳です。
最近のアルバム制作の進捗としては、停滞の一言に尽きます。今夏は、発表会で流した曲とその後にもう1曲作ったのですが、どちらも8割くらいの完成度で作業がストップしてしまい、うーん……という感じ。アルバム制作自体のモチベーションや必要性も今は少し低く感じられ、毎日の生活の強度の方に意識が向いている状態です。ただ、その中で新しい動きも生まれました。デラフェスでは『桜の花びらたち / AKB48』をバンド形式で演奏したのですが、その際のイメージの擦り合わせに僕が簡単なカバー音源を自作したのです。この経験によって、「既存の曲を再現してみるのも楽しいし良い経験かもな」という価値観が生まれ、直近ではまた別のAKB48の曲を打ち込んで作ったりしています。勿論、完璧な再現とまでは行きませんが色々得られるものもあるという訳です。こういう流れも含めて、アルバム制作の舵取りは相変わらず紆余曲折前途多難。一体、どこに辿り着くのか。そもそも、どこかに辿り着くのか。とりあえず今は潮の流れに身を任せるタイミングと言えるのかもしれません。
ということであんまり長くなってもアレなのでこれくらいで今回は終わろうと思います。このMSA日記も、先述した「毎日の生活の強度」というものに追いやられ、更新頻度がかなり飛び飛びになりそうな気配。気まぐれ全開ですが、これからも頭の端の端の片隅に置いておいて貰えると嬉しいところです。では、また何かあったら更新します。寒いね、色々と。
「ゼロカロリーのピーちゃん」のひまわり物語 2023 ⑩
「ゼロカロリーのピーちゃん」です。
ひまわり🌻の種のムキムキも終盤戦に突入です。
四天王寺大学の畑のひまわり🌻の種とこくりのひまわり🌻の種をくらべてみました。
左がこくりで育てたひまわり🌻の種。右が四天王寺大学の畑で育てたひまわり🌻の種。
畑育ちの種はでかいですね~。
来年は育て方を考えなければならないですね~。
ちゅんのMusic Recommendary Season2(5) 【AKB48の隠れた名曲プレイリスト】
こんにちは。だいぶ涼しいですね。ということで今回は、タイトル通りAKB48の隠れた名曲を紹介しようかなと思います。興味のない方は一生聴かないジャンルだと思うので、僕がオススメしてみます。因みに、アーティスト名は便宜上すべてAKB48としています。
①スコールの間に / AKB48
AKB48はそもそも「会いに行けるアイドル」をコンセプトに秋葉原の劇場でほぼ毎日公演を行なっているのですが、その公演曲の中でも屈指の名曲を紹介したいと思います。スコールをテーマに切り取った等身大の歌詞、
メリハリのついたコード進行とメロディー、そして、サビで鳴り響く豪快なティンパニ。何をとっても美しく洗練された曲です。
②背中から抱きしめて / AKB48
ロック調の名曲です。少し話が逸れますが、僕はこの曲が音源化された2000年代ぐらいのサウンドが好みで、音の量や質が下手に進化し過ぎてない感じが曲の本質をより映し出してくれると思っています。そういう意味で言えば、この曲は本当にシンプルで余分なモノが存在せず、曲が持つ人格をしっかり感じることができます。
③胡桃とダイアローグ / AKB48
シャープでセクシーな歌詞、ダークな曲調、間奏のアコギソロ(おそらく打ち込み?)など、全体的にハイレベルな音楽性を感じます。2番のAメロの詞が特にお気に入り。あとDo!Do!…の部分も。
④野菜占い / AKB48
野菜ジュースのCMソングらしいなかなか振り切った歌詞と、サンバ調で小気味好い上質な音楽性がマッチした怪曲です。メンバーそれぞれが野菜をモチーフにした衣装を着たことでも話題になりました。ちょこちょこ切ない和音を使ってるところが良き。
⑤セーラーゾンビ / AKB48
AKB48らしい、一つのテーマを上手く広げた曲です。サビ前でとあるコードが入るんですが、それがめちゃくちゃ気持ちいいです。作曲の井上ヨシマサ氏はAKB48にとって欠かせないヒットソングメーカーでして、この曲でも例に違わず売れっ子作曲家の貫禄を感じさせています。
⑥Dear my teacher / AKB48
AKB48黎明期の頃から歌い継がれてきた大事な曲のひとつです。時代を感じさせる大胆な歌詞と、お洒落なコード進行が魅力的。作曲の岡田実音氏が作る曲はどれもメロディアスで素晴らしいです。イントロのギターのカッティングがカッコ良い〜。
⑦ひこうき雲 / AKB48
秋元康らしい美しい詞です。明るく伸びやかでありながらどこか切ないアレンジを始め、ギターソロも空を横切るひこうき雲をどことなく連想させる感じがします。サビでスカーフを振り回す演出があるのですが、なかなかグッとくるものがあります。
⑧君の背中 / AKB48
思い出の曲。まっすぐ王道のアイドルソングでして、ギターソロがめちゃくちゃカッコいいです。サビのところで地味に転調してイントロでは戻ったりしてるんですが、ラスサビの後のイントロはキーを持ち越してるところがキュンポイント。MVに出てくる海沿いの踏切、行ってみたいなぁ。
⑨LOVE 修行 / AKB48
ファンにも人気な名曲。健気で辛い恋心を描いた歌詞と明るい曲調のコントラストにいつも感動します。これくらい真っ直ぐな曲をぶつけることができるというところがアイドルの素晴らしさですね。キーもCメジャー(一番有名で弾きやすいキー)という潔さ。凄すぎ。
⑩High school days / AKB48
シングル曲を除けば、AKB一番の名曲だと思います。当時、研究生だったメンバーたちが歌唱しており、その境遇や若さにぴったりな詞と曲調に、思わず涙が滲むほど圧倒的な青春が宿っています。何百回聴いても、未だに胸がぎゅーっとなります。
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