ちゅんのMusic Recommendary Season2(6) 【VOCALOID曲のプレイリスト】

 こんにちは。今回は僕が学生の頃からのルーツであるVOCALOIDの曲たちを紹介してみます。前回に続いて、馴染みの薄いジャンルだと思うので是非聴いてみてください。有名な曲ばかりにならないように意識しましたよ。あと、曲名とアーティスト名は上手いこと統一しています。



①スプリンクル feat.鏡音リン / ライブP
 細部まで美しい曲です。楽器たちの音が生音に近く(実際に生音なのかもしれません)、その他曲の構成やミックスなどもかなりハイレベルで、プロコンポーザーの風格を感じます。2番のAメロの詞が特に素敵です。

②めんどくさいや feat.初音ミク / 瀬名航
 ハイセンスな脱力感と色気を感じられる曲です。イントロの生活感溢れるチャキチャキ音が素敵。また、アンニュイな声色で曲の世界観を歌い上げている初音ミクに、「やっぱり世界一のボーカリストだなあ」と思ったり(勿論、瀬名航氏の調声が素晴らしいのですが)。

③紫陽花が咲く頃に、君と恋をする feat.初音ミク / n.k
 愛嬌のある詞とメロディー、シンプルなギターの音色、初音ミクの歌唱力など、余りにも真っ直ぐに愛を伝えてくれているので逆にやられてしまいます。僕の祖母が紫陽花が好きだったので、妙な親近感もあったり。

④いろは唄 feat.鏡音リン / 銀サク
 結構有名な曲です。この曲が投稿された2009年あたりのボカロの音楽性は、DTMの技術や普及がそこまで進んでいなかったのも相まって、音質音圧含めシンプルなサウンドが多いのですが、それでも聴いていられるという曲としての純粋なパワーが本当にすごいと思います。

⑤Sea is feat.初音ミク / きくお
 すごすぎ!!天才中の天才、きくお氏です。意味わかんない曲なので、これはもう是非聴いてみてくださいとしか言えません。

⑥幽霊団地 feat.初音ミク / 青屋夏生
 ここから郷愁的な曲3連発です。
 遠ざかる思い出を幽霊に例えラップ気味に紡ぐセンスに加え、ストリングスを交えたとにかくお洒落な曲調、豊かな音楽観を感じます。20代中盤になった今、”この街から出て行った人たち この街に残った人たち”という歌詞が深く刺さります。

⑦エメラルドシティ feat.MAYU / 西沢さんP
 特に思い出の曲です。西沢さんPの曲は、コードとメロディーの関係が丁寧に描かれていて、歌詞も等身大な心の機微が上手く表されていると思います。因みに、この曲で使用されているMAYUは結構レアなVOCALOIDです。

⑧しゃったーちゃんす feat.IA / みきとP
 ボカロ界に限らず僕の音楽観のルーツの1人であるみきとPの曲から、今回は『しゃったーちゃんす』を紹介します。先述の『エメラルドシティ』もそうですが、恋と自分と街がリンクする曲が僕はどうやら好きみたいです。また、この曲の歌詞を見ようと歌詞サイトを閲覧したのですが、そこのコメント欄に「 フジ(ファブリック)の志村が書きそうな雰囲気の曲……」と書かれていて何となく共感しました。

⑨ダブルラリアット feat.巡音ルカ / アゴアニキP
 ボカロ史に燦然と輝く屈指の名曲です。この曲の投稿も2009年で、現代のサウンドと比べると少しアプローチが違う感じもしますが、だからこそ素晴らしいのです。僕はアゴアニキPの作る曲は勿論、人間性もすごく尊敬しているのですが、彼にしか書けない優しい詞にいつも泣きそうになります。また、彼本人がドラムを演奏しながらこの曲を歌っている動画がYouTubeにあるのですが、胸にグッとくるものがあります。是非。

⑩透明アンサー feat.IA / じん
 AメロBメロは低音を含めながら滑らかに進み、サビになると結構な高音を規則的に連発させながら明るいところは明るく締める緩急のついたメロディー。重く複雑な歌詞のニュアンスを上手く表現していて、僕が今まで聴いてきた曲の中でも5本の指に入るくらい美しいメロディーだと思います。




↓↓↓applemusicで、上記10曲のプレイリストをつくりました。ぜひダウンロードしてください。

https://music.apple.com/jp/playlist/vocaloid%E6%9B%B2%E3%81%AE%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88/pl.u-MDAWvpDsAr6LA1k

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