ちゅんのMyseroof Album制作進捗日記(4)『完成した4曲目 / 蹴飛ばす3曲目 / 大事な5曲目』

Myseroof Albumとは…
Myself(自己)とProof(証明)とAlbum(音楽アルバム)をくっ付けた造語で、オリジナルの音楽アルバムを制作することによって、今まで生きてきた自分とその人生の存在を証明しようという計画のこと。




第4回になりました。酷暑にやられて家に帰ってからも頭がガンガンするので、アルバム制作作業のやる気が削がれがちな日々です。そんな今回は、現在取り掛かっている曲たちの一斉進捗報告といったところです。


『完成した4曲目』
4曲目、完成しました。いや、正確には「完成したとしておく」ぐらいのニュアンスなのですが、現段階でこれ以上明確に修正する箇所はあまり無さそうなので、こういった判断です。前回でも触れたように、この4曲目は変則的な構成で作業量が少なく、相対的にも早いスピードで完成に漕ぎ着けました。なかなか制作が進まない状況にずっとヤキモキしていたところだったので、この曲の完成が少し気持ちを楽にしてくれたと言えます。


『蹴飛ばす3曲目』
4曲目が先に完成してしまいました。先に完成したならそっちが3曲目なのではといったところですが、取り掛かった順番で序数を割り振っているのです。思い返せば、3曲目の制作は見切り発車でした。曲のアイデアが浮かんだ瞬間のうちに作り切ってしまおうと走り出したのですが、やはり現実はそんなに甘くありません。いざ曲のイメージをパソコンの中に再現してみてもそのあまりの平面的な構成に嫌気が差し、ギターの音色にもイマイチ納得がいかず、おまけに今の今まで詞が固まっていません。そうして、目に見えて減っていくモチベーション……。気づけば、完成に近いと言えば完成に近いけど完成してないと言えば完成してない状態に深く埋まった空中曲が生まれていました。とは言えボツにするほどでもないので、いつかしら完成させるんだと思いますが、取り敢えず今は隅っこの方に蹴飛ばして放っておくことにします。


『大事な5曲目』
5曲目に取り掛かっています。この5曲目はアルバムのトリを飾る象徴的な曲になるので、とりわけ大事なのです。しかし、前途多難です。アルバムを締め括るためのアプローチとして王道で落ち着いた構成を目論んでいるのですが、素人にとってはその「王道」の方が遥かに難しかったりします。「奇抜」な構成を採れば、その奇抜さに目が向くことになるので何とかなったりしますが、「王道」にそんな誤魔化しは利きません。現在、おおまかな脳内イメージをパソコンに再現した段階ですが、早くも構成が露骨にペタっこくなっています。大変です。また、アルバムの中で一番大事な曲になるので妥協できないのも辛いところですし、「完成させる」ということに未だ大きな意味が宿り続けている難しさもあります。一体、未来の僕はこの曲を完成できているのでしょうか。もう少し多くの曲を完成させた経験があれば、自ずと「今回の曲もいつか完成するだろう」という漠然とした自信が湧いてくる気もしますが、現状そういうポジティブな感情はあまり見られません。まぁどういう状況に進んでいくにせよ、この日記の中でそれなりに面白おかしく報告するんだと思いますが……。




という訳で、一斉進捗報告でした。「完成させる」ということに拘る必要はありませんが、「完成していく」ことで気持ちが楽になっていってることは事実ですし、アルバム自体をいつか完成させるという目標も、自分の中でとても大事な要素であることに変わりはありません。やはり、そこら辺のバランスをどう考えていくかがひとつの大きな問題ですね。どうなっていくのでしょう……。

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