Myseroof Albumとは…
Myself(自己)とProof(証明)とAlbum(音楽アルバム)をくっ付けた造語で、オリジナルの音楽アルバムを制作することによって、今まで生きてきた自分とその人生の存在を証明しようという計画のこと。
第10回です。第10回ですが、実は第12回。キリが良いようで、悪いようで。今回も完成報告は叶わず、雑談のような愚痴のような?
『やっぱり完成は難しい』
今回は6曲目[火の曲]の完成報告のつもりだったのに……。珍しく歌詞が定まらず、完成には決め手を欠く出来のまま幾日経過中。とはいえ流石にそろそろ固まってくると思いますし、固まらなくても一先ず「完成(仮)」としてしまう方が総合的に考えて良さそうです。とまぁ進捗としてはこれだけなので、ここからは愚痴。第7回で書いた「リスニング環境問題」がここにきてもやはり突き刺さっています。スピーカーで聴く場合、ヘッドホンで聴く場合、イヤホンで聴く場合、パソコンから直接聴く場合、タブレットから直接聴く場合、スマホから直接聴く場合……。挙げ出せばキリが無く、そのどれもが異なるキャラクターを持っています。超ざっくり言えば、高級で上質な機材であるほど音全体のバランスを気にしながらも低音を強調、安価で質の悪い機材であるほどバランス度外視で拾いやすい中音を強調する傾向にある気がします。ですので、どの機材に照準を合わせるかで全然仕上がりが変わってくる訳です。仮に、僕が自分の完成した曲を誰かにURLか何かで送った場合、その誰かはどんな機材でその曲を聴くでしょうか。大方、そのURLが送られてきた機材から直接聴くか、そこら辺にあるイヤホンで聴くことになるでしょう。スピーカーやヘッドホンでわざわざ聴く音楽意識の高い人はなかなか居ないはずです。となると、中音を絞った仕上がりを目指した方が上手く曲が伝わりそうです。ただ、そうすると今度は僕が自分でスピーカーやヘッドホンでその曲を聴く場合の迫力が減ってしまいますし、もっと言えば、iPhoneを買ったときに付いてくるイヤホンなんかは付属品でありながらもなかなかハイクオリティで低音も結構前に押し出したりします。とどのつまり、「めんどくさいぃぃぃ」ということですね。この先も残念ながら、「誰」に聴かせるかによって曲の凹凸は変わってしまうことに挑み続けなければいけないみたいです。
『大トリ曲の行方』
元々大トリ曲として浮かんでいた5曲目は、アウトプット序盤で「なんか違うな」となって頓挫してしまいました。それに伴い「大トリ曲どうするの問題」が発生し、暫くの間その行方は保留としていましたが、全く別の新しい曲を採用する形で解決を図りそうです。そもそもその全く別の新しい曲というのは前々から頭の中には存在していて、尚且つ「人生で最も大事な曲」になる予感があったので、アルバムには敢えて入れないつもりだったのですが、「そんなに大事な曲をわざわざアルバムに入れないのも変だな」と思い直し、堂々の大トリ曲という重大な席を与えることにしました。ただ、それだけ大事な曲を納得いくクオリティで無事にアウトプットすることが出来るのかという不安は付き纏います。「大トリ曲」なので妥協できる余裕はあまりありませんし、元々の5曲目が頓挫していることも自信を削ぐ要素です。果たして、未来の僕はどうなっているのでしょうか……。
そして、この「大トリ曲どうするの問題」の取り敢えずの解決によって、曲の呼称と序数を下記のように変更したいと思います。
5曲目 [大トリの曲] → 5曲目 [夢の曲]
この5曲目[夢の曲]というのが全く別の新しい曲という訳です。取り掛かった順番は厳密に言えば5曲目ではありませんが、そのまま入れ替えた方が視認性が良さそうなので。
雑多な第10回、終了。ボツとなった元々の5曲目をどうするかといったことも考えつつ、今回はこの辺で。